幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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  お久しぶりです。学校三年目突入ですが、今のところ順調です。

 前はそうでもなかったのですが、最近、母親が深夜アニメを見る頻度が多くなってきました。今はモノクロ何とかってアニメ毎週見てます。結構萌えアニメが好きみたいです。
 時間になると洗濯しながらさりげなくチャンネル合わせてます。
 そっちの道に漬け込もうとすれば容易に出来そうですが、これは一度漬けてみるものでしょうか?
 CCさくらを見せたら一発で走っていきそうだから怖い。


 さて、一週間ぶりの映画です。
 映画はあと一本残っているのですが、すっかりレビュー書いたつもりで次のを借りてきてしまいました。なので、次回は次のジャンルに移り、それが終了してから書こうとおもいます、すいません(つД`)
 次回は再びホラー洋画へ。

 とりあえず今回はこの映画です。

 ホリデイ


 2006年に公開された「ホリデイ」です。
 これ見たのが二週間ほど前なので、当時の余韻が完全に消え去ってしまってます。


 【ストーリー】

 会社のクリスマスパーティーで、ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリスは、恋人で同僚のジャスパーが他の女性と婚約したことを知る。一方、ロサンゼルスに住み、ハリウッド映画の予告編の製作会社を経営するアマンダも、恋人のイーサンの浮気に気づき、別れることにした。

 いくら悲しくても涙を流せないでいたアマンダは、休暇を取って旅に出ることを決め、インターネットでイギリスのサリーの小さな村シェールにある素敵なコテージを見つける。そのウェブサイトは休暇中にお互いの家や車などを交換するサイトで、見ていたのは同じく恋に破れたばかりのアイリスの家だった。

 意気投合した二人は、早速お互いの家を交換することにして旅立つ。そこで、アマンダはアイリスの兄グラハムと、アイリスはイーサンの友人で映画音楽の作曲をしているマイルズや、近所に住む引退した脚本家のアーサーたちと出会う。お互いそばに男はいないという条件で家を交換したはずだったのだが……。

 【映画の感想】

 家を取り替えることで今までの自分とは違う生活を送る「ホーム・エクスチェンジ」という日本人にはなじみの薄いものを題材にしているせいか、新鮮な感じがします。若干のカルチャーギャップを感じますが、基本的に楽しめる映画です。
 傷心を負ったアマンダがアイリスの小さな家で生活し、アイリスがアマンダの豪邸で生活することになり、互いが互いの家を気に入って、乱暴に言ってしまえばそこで好き勝手やってしまうこの物語。

 アマンダはグラハムと出会い、いわゆる友達以上恋人未満な関係になってしまうわけですが、この2人のエピソードはなんか不自然な気がしました。どこがどう、と言われたらちょっと辛いですが、いきなりそうなるかなぁ、と思わず首をひねってしまいます。あれほど傷心してたのに、傷心してた勢いでああなり、気づいたら「旅行期間が一週間だからあなた(グラハム)のことを好きになってはいけない」という思考に切り替わってるのはいかがなものか。転換するのってそんな簡単ですかね?

 グラハムのものの考え方もちょっとあれでした。こっちの女性かじってはあっちの女性をかじったりな所が。自分で振っといてアイリスに絡むのは酷ではw
 そのせいでアマンダが無駄に苦労を見てる気がします。2人の恋の進展がやたらと遅いのは確実にグラハムのせいでしょうね。


 対して、アイリスとマイルズのエピソードは面白いですね。単に、出会いを重ねて恋愛します、というのではなくて、アーサーという元脚本家の老人が出てきて、2人で彼をなんとか奮い立たせようみたいなエピソードが絡んできます。2人の関係が赤の他人→知り合い→友人→パートナー的な存在→恋人(?)という関係になっていくのが目に見えて発展していきますので、この経過が非常に良かったです。少しずつ進んでいく感じです。
 傷心したアイリスがその傷を時間と共に癒していくというのがとても自然でした。自分の痛みがわかるから、マイルズの痛みが理解できたりするのですね。
 

 グラハムの恋愛感みたいなものがよく理解できなかったので、彼の印象は僕の中では薄いのですがマイルズはキャラクターがいいです。存在感が独特っていうんですかね?

 自分の好きな人のために作曲して、曲を送るというパフォーマンスが面白いです。「スクール・オブ・ロック」という前例があるためか、彼(ジャック・ブラック)が作曲家という設定がやけにしっくりきます。
 面白いといえばアマンダの“予告編の声”でしょうか。大笑いはしませんが、声のボケ、アマンダの突っ込みは絶妙。クスリと来る程度ですが、作品の雰囲気を壊さず、かといって冷めるわけでもないあの塩梅がいいです。

 ところどころ?な部分がありますが、僕みたいに恋愛映画をあまり見ない人間でも十分楽しめる映画でした。恋愛映画が好きな方が見たらもっと楽しめると思います。つまり、万人向けの優秀作。


 【個人的見どころ】

 アーサー爺さんですね。物語として、彼の成長が見ていて一番わかりやすいし、何より彼の活躍なくして、アイリスとマイルズの出会いはなかったわけです。
 クライマックスにおけるアーサー爺さんはキマりすぎ。

 【キャスト】

 監督:ナンシー・メイヤーズ
 制作:ナンシー・メイヤーズ、ブルース・A・ブロック
 脚本:ナンシー・メイヤーズ

 出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック

 配給:UIP
 上映時間:135分
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 この記事書き終えていざ公開、というときにDBエラー食らって記事があぼんしましたw やってくれるよFC2。
 二週目ということでいささか面倒なのですが、致し方ありませんね。
 勘弁してくれよ、もう(つД`)


 さて、前回のネイチャーな映画とは打って変わって今度はアクション映画。
 今回はこれです。

 カジノ・ロワイヤル


 恐らく、どなたでも知っているであろうジェームズ・ボンド。現時点でのシリーズ最新作、「007 カジノ・ロワイヤル」です。

 この映画よりダニエル・クレイグに変更されて色々騒がれてましたね。この人なんかの映画で見たなと思ったら「レイヤー・ケーキ」のXXXXだったんですね。
 007シリーズの話をするとお決まりのように出てくる会話が「ジェームズ・ボンドといえば誰?」です。 僕が真っ先に浮かぶのはビアーズ・ブロスナンです(´・ω・`) 世代的なアレという事で勘弁してください。

 007シリーズはビアーズ・ブロスナン初主演作である「ゴールデンアイ」からそれ以降のシリーズ全部(エブリシング・オワ・ナッシングも)とそれ以前の作品を何作か。何を見たのかは忘れてしまいましたが・・・・・・。

 なんで「ゴールデンアイ」から見始めたのかは、言うまでもありませんね。


 【ストーリー】

 裏切り者に対する暗殺の任務を2度成功させ、00(ダブルオー)エージェントに昇格した若きジェームズ・ボンドは、その初めての任務で犯罪組織の資金源の調査とその根絶に乗り出す。
 生け捕りが必要な爆弾魔を追跡中に射殺し、おまけにアフリカの小国の大使館に侵入、これを爆破するなど、若さゆえの失敗を犯しMにも厳重注意を受けるが、爆弾魔から取り上げた携帯電話の情報をもとに調査を進めるうちに、MI6にも注目されているル・シッフルという謎の男が浮上する。


 【映画の感想】

 モノクロ映画調のあのオープニングでいきなり引き付けられました。映画を見る前は「ええい、ビアーズ・ブロスナンを出せ!」とか心のどこかで喚いていましたが、冒頭からあんなのを見せられては黙りこくるしかありません。
 二人目の暗殺に成功し、00(ダブルオー)エージェントとなったボンド。そうしてオープニングテーマの映像が流れるのですが、これは毎回毎回センスが光すぎですね。
 カジノ、トランプという今回のキーワードとなるモニュメントを最大限に用いてのあの映像は何回みても飽きないと思う。「007シリーズ」のオープニングはいつもカッコイイのですが、今回は一味も二味も違う。
 ルーレットが銃口になり、スペードの弾丸が発射されたかとおもったら、銃口からでる煙がクローバーでできてたり(うろ覚えですが・・・)、いや、本当、すごいです。
 オープニングテーマ(そういえば男の人が歌ってた)を聞きながら「次はどう来るんだ?」みたいな楽しみがあってとてもいいです。


 今回のボンドはなんか超人離れしたような描写がなくて、未熟というか、情けないというか、そんな人間としての「弱さ」があってよかったです。ポーカーで負ければボンドガールに八つ当たりするわ、お酒に毒を盛られてあっさり引っかかるわなんやらで。意外と簡単に人を信用してたり。

 シリーズでもっとも長い上映時間、とのことでしたが、長い気はまったくしませんでした。話のテンポもいいし、演出も良かったとおもいます。カジノのシーンなんか演出が上手くなければ確実にただの退屈なワンシーンになっていたでしょう。迫力に欠ける代わりに、心理描写をサスペンス映画ばりに盛り込んでます。アクションシーンよりカジノのシーンのほうが印象に残るくらい、とことん工夫の凝らされているシーンだと思います。

 新ボンドのダニエル・クレイグのハイレベルな演技のおかげであっさりとダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンドという式が成り立ってしまいました。それほどキャラクターとの一体感があるんですよ。
 今後は当分この方がボンド役に勤めると思いますが、その暁には「これはこれで~」ではなくて、「この人ではないとダメだ!」になると確信しております。無論世界レベルで。

 相変わらずボンドカーはカッコいい。救急キットとか付いてましたが、比較的普通の車でした。ミサイルとか魚雷とか遠隔操作とか意味の分らないものは搭載してませんでした。
 ボンドカーは個人的にあの意味の分らなさ(車に工学迷彩搭載したりとか)が魅力なのですが、これはこれでデザインとしてのカッコよさがあるから好きです。


 【個人的見どころ】

 やはり新ジェームズ・ボンドとなったダニエル・クレイグそのものに注目してほしいです。変更した時は叩かれていましたが、彼のアクションと演技力は本物だと思います。

 原点回帰、新しいボンドということで、いままでこのシリーズを見たことがない、または見るタイミングを逃しているかたは、この映画から見始めるのもいいと思います。この映画を見て興味をもたれた方は他のボンドの活躍をご覧になってはどうでしょうか。
 映画としての完成度も高いので、損はしないと思いますよ。

 次回につづく形式となっているらしいので、僕としては薦めておきたいところです。

 【キャスト】

 原作:イアン・フレミング
 監督:マーティン・キャンベル
 製作総指揮:アンソニー・ウェイ、カラム・マクドゥガル
 製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
 脚本:ニール・パービス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス

 出演:ダニエル・クレイグ、マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ライト ・・・他

 上映時間:144分
 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、コロンビア映画
 前回はなんの予定もなくギアスのレビューなんてやってしまいましたが、今回は再び映画のレビューに戻ります。

 今回はこんな映画。

 狩人と犬


 レンタルで他のビデオを見ているとき、たまたまこの映画の予告編があったのですが、それがとてもよかったので、見てみることにしました。
 「狩人と犬、最後の旅」です。


 【ストーリー】

 カナダのロッキー山脈で長年狩りを続けてきたノーマンだったが、度重なる森林伐採は動物達の墨かを日に日に奪っていき、狩猟で食を得る事もままならなくなってしまっていた。
 ノーマンは今年限りで狩人の引退を決意していた調度そのころ、ノーマンの元に「アパッシュ」という名の一頭のシベリアン・ハスキーがやってきたのだった。

 【映画の感想】

 ノーマンという狩人として生きる老人の生活を描きつつも、「ディープ・ブルー」や「アース」といったネイチャー・ドキュメンタリー的な側面も持った一度で二度おいしい映画です。
 こういう映画なので、ストーリーはないようなものなのですが、むしろその方が映像に集中できるというものです。クマがサケを捕ったりするシーンが見られます。

 それから、やはり映像がすごい。真冬のロッキー山脈に春先のロッキー山脈、それぞれ全く違う顔をもっているのですね。人が足を踏み入れてはいけないような景色(実際そうなのでしょうが)でした。まさに秘境といったところでしょうか。

 映画開始1分で早速背景に釘付けになり、それを知っているかのようにロッキー山脈の美しい緑に川、そして今日という日を必死で生きる動物達をみせてくれます。

 背景がストレスなく見られるカメラアングルに好印象を抱きました。画面に向かってノーマンが犬ぞりで走るシーンがあったら、ノーマンを画面の真ん中に置くのではなくて、画面左やや下あたりにおいたりしてます。川くだりをするシーンがあればアオリに撮ったりなどしたりで、人物と背景を上手く見せていると思います。それにより、ロッキーの大自然を堪能しつつ、ノーマンの日常を見ることができるのですからなんとも贅沢です。


 狩人という存在はそもそも、増えすぎた動物を調整する役割をもつ存在だそうです。この動物の数が増えていたらいくつだけ捕れば生態系のバランスが崩れないで済むというもの。

 つまり、自分が狩りを行う土地にどんな動物が済んでるか、何の固体の数が多いのかといった確認しきれない事を確認して初めて狩りが行えるのです。勿論、数を間違えたらそれだけで生態バランスを崩してしまいかねません。それだけに、誰でも出来る事ではありませんし、狩人として生きていくためには自然の驚異にも立ち向かわなければなりません。自然と調和しなければいけないのですね。

 
 映像面とメッセージ面において非常によくできた作品だと思います。この映画を見ていると、人間というのがこの世に生まれたのは本当はノーマンのような存在になるためなのではないのかな、と考えたりました。人間の膨大な知識量はそのためにあるのではないかなと。

 何より驚きなことは主演(といっても役者ではないのですが)を演じているノーマン・ウィンター氏自身が狩人であること。本人の職業が狩人であるため、自然を見つめるその目、そして「狩人が減ったから動物も減った」という言葉などの言動の一つ一つに重みを感じます。それと同時にこの映画がただの「自然は大切にしましょうね」と言いたいだけの映画ではないことがわかります。それよりももっと胸にズン、とくるものがあります。

 自給自足に近い生活をし、娯楽ともほぼ無縁の生活ですし、いつやってくるかもわからないブリザードは人の命なんか容易く奪い去ります。彼はなんどもこの仕事をやめようとしますが、そのたびに狩りのパートナーであるアパッシュを始めとした7頭の犬達に支えながら、ノーマンとその妻は自然と共生することができるこの生き方を通し、それに対して大きな喜びと誇りを持ちます。これが彼の「全て」なのです。


 映画のラストでロッキー山脈に再び春が訪れます。今年で引退を決意していたはずのノーマンですが、あらたに家を建てます。妻は言います「今年で引退するのなら、どうして家を建てるの?」ノーマンは答えます「どうしてかな」
 思わずニヤリとしてしまう場面です。状況は全く違いますが、日本にもどこか似たような例がありますね。

 自分はサラリーマンで、妻と子供を養うため汗水流して働く毎日。久々の休日でごろごろしてれば妻に「一日中家でごろごろしてんじゃねえ」と蹴飛ばされ、子供には何もしてないのに「親父なんか嫌いだ」と言われ踏んだり蹴ったりな休日になってしまいます。
 一人で晩酌すれば「俺は何のために働いてるんだっけ?」という疑問が頭に浮かんだりします。でも、そんな時、例えば子供から「いつもありがとう」的な手紙をもらったり、写真などをみて妻と結婚した時のこととかを思い出したりしたら、それだけで意外と嬉しくなるものです。
 そうして、ちょっとニヤニヤしながら「もうちょっと頑張ってみるか」なんてつぶやいたり。
 人はわずかな希望があればそれを活力にしてたくさん頑張れるものですしね。

 感覚的にはそれになんとなく似てる気がします。だから、毛皮の値段がわずかに値段が上がった事をしったノーマンはそれだけで少し嬉しい気分になり、「もう少し頑張ってみるか」というような気分になったのではないでしょうか。

 ・・・・・・全国の働く男性の方々今日もお疲れさまです(つД`)


 これは、何かの本で読んだのですが、その本には「都会は時間を帰る場所」という言葉がありました。その言葉を聞いた時は「あぁ、なるほどね」と簡単に考えていましたが、この映画を見てその言葉の真の意味というものが分った気がします。

 花が欲しければ花屋に行けば手に入ります(お金を払うこととは別問題とします)。でも、家にいたら種から育てなければなりませんよね。それと同じように、肉でも野菜でも食べ物が欲しければスーパーに行けばすぐに手に入りますが、その手段を除くと一から育てなければいけませんね。

 つまり、何かを「買う」ということは非常に便利で合理的ではありますが、便利さというのは得てして忘れてしまうものです。お金を払って何かを買う、ということがいかに便利な事かということをこれで改めて知る事ができました。
 でも、何か農作業をやっているわけでもない、一般家庭が日々の糧を得るためにはその「買う」という行為を行わざるを得ませんし、それをしないで生きていくことはもはや不可能です。これらは食べ物に限った話ではありませんが、この「買う」ということの便利さを思い出す必要があると思います。


 環境破壊とも密接な関係を持っている映画で、身に突き刺さるようなメッセージがあるのですが、それをひとつずつ言っていたら長くなるし、何より僕自身が偉そうな事を言える立場ではないので、ここではあまり語らないことにします。

 ゴミを出さない生活、環境を破壊しない生活というのは現代、もっといえば首都圏付近では到底無理な話ですが、せめて日々の食にありつけることへの感謝は忘れないようにしたいと心から思いました。

 目の前に料理を出されたら「いただきます」と言える人間になりたいです。


 【個人的見どころ】

 背景はもちろんのことなんですが、最後の狩人となったノーマンが破壊されてゆく環境の中、どうやって自然と共存していくのか、どうやって生きる糧を得るかに注目してほしいです。
 
 手元にDVDがあったとしたら、何度も見たいとは思いませんが、時間を置いた時に見たくなるような作品です。
 ハスキーがとっても可愛い。

 【キャスト】

 監督・脚本:ニコラス・ヴァニエ
 プロデューサー:ジャン=ピエール・ベリー
 制作:ベルトラン・ジェニー

 出演:ノーマン・ウィンター

 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
 上映時間:101分
  が放送されましたので、今更ですがレビューでも。
 今度は日曜日、しかもゴールデンなんですよね、放送。
 日曜学校だから見れないです。早くもDVDレンタルフラグ。だる~。
 というわけで、今回限り(多分)のギアスダイジェストです。文章力ないのはお約束。


 (以下、激しくネタバレ
 アニメ映画レビューは「パプリカ」を持って終了したので、宣言どおり洋画へ。
 今回もごちゃ混ぜです。
 一本目はこちらです。

 ラブソングができるまで


 ヘタレ役に定評のある、ヒュー・グラント主演のラブコメ映画「ラブソングができるまで」です。
 この邦題どうよ・・・・・・。なんかしっくりこないと思うのは僕だけですかね?
 ちなみに原題は「楽曲と歌詞」っていうそうです。
 

 【ストーリー】

 80年代アメリカの人気を欲しいままにしたバンド、POP。彼らは84年にワールドツアーを行うが、その後は人気もどんどん収縮していき、解散する始末となってしまった。
 POP人気もどこ吹く風となってしまった現代。元POPのメンバー、アレックスは小さなイベントを開いてかつてのファン達に歌ってなんとか食いつなぐ日々を送っていた。

 そんな中、彼の元に思わぬチャンスが訪れる。当代、若者を中心に絶対的な人気を誇る女性アーティスト、コーラから楽曲を提供してほしいという依頼が入ってきたのだ。
 しかし、アレックスは作詞が大の苦手であった。期限がない。どうしたらいいのかと頭を抱えている時、たまたま鉢植えの水やりのアルバイト、ソフィーが口ずさんでいたフレーズがアレックスの頭を貫いた。
 アレックスはソフィーに作詞家としての才能があると見込み、一緒に楽曲を作らないかと依頼するのだが・・・。


 【映画の感想】

 やはりヒュー・グラントの演じるダメ男はとてもいいです。一時は絶大な人気を誇っていたものの、時代の波に取り残され、ソロデビューしても売れず、今にも「あ、やっぱ俺もうだめだ」と言いそうな人物像を上手く表現してます。悲観的な「俺はもうだめだ」ではなくて、あっさりとした「俺はもうだめだ」という感じ。どこかで「なるようになるさ」みたいな事を考えていて、売れてなくても「このままでいいや」と確実に思っているキャラクターだと思います。
 それをこうも表情や態度でここまで表せるのだからすごい話です。普通の人が演じたら悲観的な人物になってしまうのでしょうが、彼にはそれがないんですよね。実力のある俳優さんだな、と常々思います。

 さて、映画の内容ですが・・・・・・。
 本編再生していきなり出てくるいかにも80年代の匂いがする安っぽいPVと楽曲。現代とのギャップに思わず噴出してしまいました(スクリーンショット撮るのを忘れてしまった・・・)。
 確実にわざとやってるんですが、これがまた雰囲気でてて面白いんですよね。見てて思わず「あ~、80年代だ」って頷いてしまいましたよ。自分生まれてないのになぜか懐かしい気分になったり。
 あとは本当に王道な道筋を通ったストーリーだと思います。もうちょっと山場みたいなのが欲しかったですね。
 王道ストーリーはいいんですけど、やっぱりその分印象に残る部分が少ないのが傷なんですよね。

 あと気になったのはラストですかね。アレックスとソフィーが力をあわせて制作した楽曲、「愛に戻る道」をあれほど悪用(?)したコーラがあれですからね。
 「説得したら分ってくれた」というのはちょっと言い訳くさいというか、もうちょっと葛藤してほしかったというか、上手い展開に持っていけなかったのかといろいろ言いたい気分です。
 いい雰囲気ではあったのですが、ひねりがあるともっと良かったと思います。

 時代に取り残されたアレックスがソフィーの激励によって再び立ち上がる様子は良かったです。何かから立ち直ったアレックス、もとい、ヒュー・グラントの演技はやっぱり素晴らしい。


 【個人的見どころ】

 劇中で使われている歌はいいものが多いです。POPのあの80年代くさい楽曲といい、アレックスとソフィーの2人で制作した「愛に戻る道」もとてもいい歌でした。
 コーラのエr・・・じゃなくて、お色気たっぷりな楽曲もメロディが良かったです。でも、仏像は無いと思う。一応、仏像が比較的身近にある日本人として、あれはちょっとセンス悪いっす(´・ω・`)

 「愛に戻る道」は2人と一緒に映画を見てる人間も作ってる気分になってたりしたので、なんだか愛着の沸く歌でした。

 ラブソングを作る、という映画の内容だからか、歌が印象的な作品でした。


 【キャスト】

 監督/脚本:マーク・ローレンス
 制作:マーティン・シェイファー、リズ・グロッツァー

 出演:ヒュー・グラント、ドヒュー・バリモア、クリステン・ジョンストン、キャンベル・スコット

 配給:ワーナー・ブラザーズ、キャッスル・ロック
 上映時間:104分
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