幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
  引き続き感動系レビュー。

 5本借りたうち、2本は動物モノが見たいなーとか思ったのでこいつを借りてきました。
 ちなみにノンフィクション。

 

 51BKZG7HXZL._AA240_.jpg


 大恐慌時代のアメリカに希望の風を吹かせた一頭の競走馬と彼に関わる人達の軌跡をたどる映画「シービスケット」です。

 競馬のことは全然知らんのですが、どうしても動物モノの映画が見たかったので(つД`)
 当然、映画の存在を知るまで、シービスケットなる競走馬が名馬がいた事も知りませんでした。ごめん。
 まぁ、知らなければ知ればいいだけの話ということでお許し頂きたいです。


 じゃあ、あらすじ入ります。

 この世に機械仕掛けの“馬車”が生まれた。開発当初、組み立てに13時間掛かったとされる「それ」は、時期に90秒に一台のペースで生産されることとなった。何よりの大発明は「それ」ではなく、「それ」を生み出す技術であった。
 これからの時代を担うであろう、馬に変わる新たな移動手段。人々は馬よりも、その機械仕掛けの馬車に執着することになるだろう。
 自動車と呼ばれる物の誕生だ。

 そして、人々はその新しい存在に目を向け始め、古い技術は次々と去って行った。

 来る新しい時代に、この自動車企業で大成功をつとめたハワードは言った。
 「この地点(終着点)は単なるスタートラインに過ぎない。我々のゴールは未来にある」

 そんな中、アメリカは希望から一点、苦難に変わる。1929年、大恐慌時代の訪れだ。

 自動車販売で成功したが、息子を事故で亡くし、妻にも離婚を迫られた富豪のハワードと、もはや時代遅れとなってしまった「カウボーイ」のトム。
 そして、一家離散憂き目に出会ってしまった、レッド。

 大恐慌時代の中でめぐり合った3人の男達。三人の行く道の先にあるのは、小柄ながらも、他の競走馬に負けないほどの根性がある一頭のサラブレット。

 この馬は後に、この三人と共に、高みを目指して歩いてゆくことになるが、歩んでいくその道は「挫折」という名の不遇な道であった。

 彼らはその道は一歩ずつ、確実に進んでいく。あせる事は無い。
 「我々のゴールは未来にある」のだから。



 ノンフィクションであるからか、映画の作りとしてはどちらかというと「伝記」的なつくりになっていますが、伝記のような硬っ苦しさは全くといってよいほど無くて、非常に見やすい映画です。

 シービスケットと騎手のレッドを始めとする、彼らと運命を共にする人たちが挫折を跳ね返して歩んでいく姿に心を打たれたのは僕だけではないはず。

 ノンフィクションだからこそ生み出せる感動や、説得力。
 この映画はシービスケットという馬のひとつの英雄譚のような感覚で見れると思います。

 物事はあきらめない事が大事というけれど、本当なんだなぁ、とただひたすらそれを教えてくれる映画でした。

 アメリカの人たちが大恐慌時代に絶望しているときに現れたシービスケットという名前のサラブレット。彼はまさにアメリカ中に光を投げたのですね。
 それは映画を見ていても明らかな事で、物語序盤では途方にくれていたアメリカの人たちが、いつの間にやら競馬場には溢れんばかりの人たちが駆けつけ、シービスケットの勇姿を見ようとしています。
 つまり、シービスケットという馬そのものが、人々の希望となって走ってるようにしか見えないんですよ。当時の映像も流れる事から、嘘ではないのがすぐにわかります。

 映画のクラシックな匂いのする背景も良かったです。レッドがシービスケットに乗り、森から草原を駆け抜けて行く様は美しいとしかいいようがありませんでした。
 レースのシーンなんかも、迫力があってよかったと思います。


 それから、この映画は台詞も印象的です。このあたりはぜひとも映画をご覧になって確認していただきたいと思います。
 あらすじにも書きましたが、僕はこの台詞が特に印象に残ってます。
 印象に残ってるとか言いつつも、うろ覚えなんです(えー

 「この地点(終着点)は単なるスタートラインに過ぎない。我々のゴールは未来にある」

 のようなことを言っていて、物語序盤でこんな感じの台詞が出てくるんですよ。その時点では特に気にも止めなかった台詞だったのですが、それが物語終盤に大きく関わってくるんですよ。
 まるで伏線のように物語に密接に関わってるんですよ。それに気づいて初めて、どれだけ大きい意味を持つ台詞なのかが良く分りました。

 ホントに、おもしろいくらいにこの台詞が生きてくるんですよ。これには本当に驚きました。

 勿論、これ以外にも、心に残る台詞がたくさんありました。「耳に残る」のではなく、「心に残る」台詞。


 数々の挫折を乗り越えて成功する、というのは感動系映画の「お約束」になってしまうのですが、わすれてはならないのはこれが実際にあったということです。

 シービスケットとレッドの仲は意思の疎通が出来るのではないかと思うほどの連携なんですね。
 一心同体というのではなくて、ある意味それよりも通じてるような感じがします。「共有」という言葉が当てはまるんでしょうかね? これもちょっと違う気がしますが、そんな感じ。

 たとえば、シービスケットがこれ以上走れないという怪我をしてしまった時、レッドは途方にくれますが、その時、ひょんなことからレッドは落馬事故を起こしてしまい、両脚に10~12箇所の骨折をしてしまい、彼も同じく、走れなくなってしまうんですよ。
 作り話ならまだしも、現実にこんなことがあったのは驚くべき事だと思います。

 そんな状態担ってしまったにもかかわらず、走ることへの情熱を忘れない一人と一頭の姿に涙しないわけがありません。
 少なくとも、僕は馬に対する見方が変わりました。変わったと言うか、馬を無性に見たくなりましたw


 人間と動物が通じ合って運命を共有する事って本当にすばらしいですね。
 僕の周りにはそんな動物はいないのでとっても羨ましいなと思いました。
スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://rusty7.blog18.fc2.com/tb.php/239-b62d253d

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。