幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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 を見てみました。
 いつも洋画ばっかりだとちょっとあれなので、こんなのでちょっと気分転換。
 洋画もいいけど、アニメも捨てがたい・・・。


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 原作小説「時をかける少女」の20年後の世界を描いた正当な続編だそうです。

 これも相当話題になりました。公開当時、僕の購読雑誌であるガンダムエースにも特集組まれてました。ガンダムの雑誌なのに。ここら辺は角川の陰謀を感じますが・・・。

 まぁ、それはともかく、世間では散々話題になっておきながら僕はというとちゃっかり見てなかったりというアホっぷり。 せっかくなので見ておこうと思いました。


 【ストーリー】

 高校2年生の紺野真琴は、親友の間宮千昭や津田功介と野球遊びに興じる毎日。ずっと3人での楽しい時間が続くと思っていた矢先、真琴は放課後の理科実験室で、過去を飛ぶことができる力、タイム・リープを手にする。

 一風変わった能力を手に入れた真琴はテストの答えを先読みしたり、何度も休日をとったりと都合のいいことばかりに使うのだが・・・?


 【映画の感想】

 いや、青春ですねwww 学校の制服を脱いでからこんな映画見たらなんだか物寂しくなります。真琴さんはいい高校生活をお過ごしになられたご様子で。

 見終わったあとのEDの歌にしてやられましたよ。映画の内容を踏んでるどころか、学生時代のことまでも歌ってるようなきがします。これ聞いて還りたくなったのは言うまでもなく。
 いい歌ですね。

 劇場用作品とあってか、絵がとても綺麗で、とくに背景はとてもよかったと思います。生徒で溢れかえる教室とか、変なにおいのしそうな理科室とか、入道雲とか、坂のある町並みとか。僕はひねくれ者なので、人物よりもむしろ背景に惚れました。ネットで評判を見てみればみんな物語の話しかしてないようですが、背景いいですよ?
 人物もアクションモノでもないのによく動きますよね。マッドハウスすげえ。


 ただ、原作小説とか読まないと分らない要素がありそうです。和子おばさんのことを劇中ではほとんど追求してなかったので、結局この人誰? みたいになってしまいました。まぁ、ここは僕の勉強不足なところですが。

 映画の序盤はとてもよかったです。タイム・リープを使ってテストの点稼いだり、何回も休日を過ごしたり、告白を回避したりするなんてなんとも真琴らしいです。・・・・・・告白については後々重要な要素となるわけですが。

 真琴としては千昭と功介といつまでも友達でいたいと思っていますが、千昭はいつからか、真琴を意識するようになってるんですね。
 このあたりなんか高校生っぽくていいですよね。だからけっこうさくさく見れたりします。

 全体的に見ればいい映画だと思うのですが、やっぱり引っかかるんですよね。主人公たちの声。
 なんで声優を起用しなかったんですかね? 
 新人の声優ならまだしも、本職じゃない人たちが声優やるのはどうかと思います。宣伝?

 キャラクターの台詞がところどころ棒読みぽくてちょっとガッカリです。真琴の妹の声なんて酷すぎでは。
 真琴のボロ泣きのシーンもちょっと・・・。声当てやった人は頑張ってると思うのですが・・・・・・。



 ここからさきはちょっとネタバレになってしまいます。
 ご注意を

 中盤までそれといった取っ掛かりもなく見れたのですが、千昭が未来人とかいう唐突な話が出てきた時から僕の中のこの映画のイメージが崩れました。
 なんというか、このシーンでいきなり疑問点がボコボコでてきたというか・・・。

 あのシーンで、タイム・リープをこの時代にもたらしたのが千昭だということがわかりますが、その千昭のタイム・リープ。千昭がリープすることによって真琴の時間も戻ってリープする前の記憶(と言ってもいいのか)が残っていますが、真琴がリープを使って千昭のリープの回数を戻したら千昭の記憶がぶっ飛んでるってなんかおかしくないですか?

 千昭がリープ使ったら真琴の記憶もぶっ飛ばないと辻褄合いませんよね? それとも、真琴は記憶を失わないなにかの要素があるんですかね? このあたりがいまいちよくわからんとです。

 それと、千昭は絵を見るためだけにこの時代に来たのになんで学校に入学する必要があったのかが疑問なんですよ。
 学校と絵はなんの繋がりもないはずなのに「絵を見にきたんだ」とか言われてもこっちは「はい?」と聞きなおすしかないと思うのですが・・・・・・。

 そもそも、絵を見るためなら絵が修復された後か、その直前に飛んで行けばいいんじゃないでしょうか? この時代に飛んできた理由、ここも今ひとつわからない・・・・・・。

 もしかしたら、真琴があの美術館の館長か何かでもなって、絵を守っていく事なのかもしれませんが、こんな根本的なことを考えさせるのは何か違う気がします。
 だから不消化感を残したままラストに突入されるとどうも納得がいかないんですよね。
 時間が押してるのはわかりますが、その辺のところもうちょっと劇中で説明して欲しかったです。




 確かに面白い映画ですが、そこまで騒ぐほどかなぁ、というのが僕の感想です。
 上記の疑問消化のためにも、念のためもう一度見ようかなとも考えましたが、二回目はちょっと見る気が起きません。そもそも、二回目で僕が持った疑問が解消するとは思えないのです。
 僕としては一回見てそれで十分です。


 ネットではかなり好評のようですが、どうやら僕には合わなかったようです。なんだかなぁ・・・・・・。


 【個人的見どころ】

 やっぱり、高校生らしさじゃないですかね。やれタイム・リープだ絵だといっても結局は青春を描いた作品なので。
 「高校の時の俺を思い出したい!」みたいな方がご覧になられると楽しめると思いますよ。あくまで僕に合わなかっただけだとおもいます。

 それから、この映画の背景は素晴らしいです。背景特集の本があるなら是非手にとって見たいと思うほどです。
 背景もこの映画にとっては立派な役者ではないでしょうか。

 不満をぐだぐだ言ってる僕ですが、たしかに良作だとは思います。
 気になるなら、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。ただし、僕のような例があるかもしれませんので、ご覧になられる方はレンタルを推奨します。


 【キャスト】

 監督:細田守

 製作総指揮 :角川歴彦
 製作:「時をかける少女」製作委員会
 
 キャラクターデザイン:貞本義行
 作画監督:青山浩行、久保田誓、石浜真史

 脚本:奥寺佐渡子


 声の出演:仲里依紗
       石田卓也
       板倉光隆
       原沙知絵

 アニメーション製作:マッドハウス
 上映時間:98分
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