幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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  ニコニコでクラナドのアニメを見て以来、あのEDがどうしても頭から離れない・・・・・・。なんなんだ、「だんご大家族」って・・・・・・。てか、だんごって・・・・・・。

 「AIR」がよかったので、その延長のつもりで見てみたのですが、あのEDには唖然としました。ゲームやったことある人ならピンと来るんだろうなとか思いました。

 

 一回聞いたときは「なんだこりゃ」とか思いましたが、二回も三回も聞いてるうちにじわじわくるんですよ。意味わからないけど、純粋にいい歌だとおもいますので、是非。

 あとは最近「みっくみっくにし~てやんよ~♪」な歌ばっかり聴いてます。だんごといい、ミクといい、何度も聞いてると頭おかしくなりそうです。



 はい、ちょっとした紹介が終わったところで映画に入りたいと思います。今回はこちら

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 「ボーン・コレクター」のクライヴ・オーウェン主演のSF映画、「トゥモロー・ワールド」です。

 予告編見たことがなかったので、見るまでどんな映画かわからなかったのです・・・・・・。
 タイトルは知りつつも、予告編を見なかった映画を見るのは僕なりのちょっとしたサプライズだったりします。


 【ストーリー】

 西暦2027年、11月。人類はかつてないほどの出生率の低下に見舞われていた。なんと、18年間も子供が生まれていないのだ。全世界の女性がどういうわけか生殖機能を失い、先の見えない日々を歩いていた。
 出生率の低下はやがて世界を絶望で多いつくし、やがて恐慌状態へと落ち込ませていた。
 世界最年少と謳われていたブラジルの青年も何者かに殺害されたこの日も当然のようにテロが起きる有様だった。

 イギリスのエネルギー省官僚のセオ・ファロンはある日、彼の元妻であるジュリアンが率いる反政府組織、「FISH」に拉致されてしまう。
 彼女が要求したのは不法滞在者の「通行証」だった。セオは止むをなしに通行証を手に入れ、検問所を抜けるためジュリアンの車に乗り込んだセオ。そこにいたのは若い黒人女性、キーであった。
 ただの不法入国者を逃がすためのことかとセオは思ったが、なんとキーは、人類に希望をもたらす花の種を持っていた。

 つまり、彼女は妊娠しているのだった。


 【映画の感想】

 なんとなく、表紙をみてSFアクション物だと構えてしまった僕が恥ずかしいです(´・ω・`)
 
 映画の内容はそういうのではなくて、ドラマ性を強めた作品です。映画を見て、“SFであってSFでない映画”とはこのことなのではないかな、と思いました。
 時代今から20年後の地球となっていますが、その背景にある設定は非常にリアルです。出生率の低下が懸念される今日、20年後ではなくとも、近い将来こういうことにはならない可能性はないので単なる作り話で片付けられるものではないと思います。遠くにありながら間近にある物がこれ。

 つまりは、“どうにもならないことをどうにかしようとする”世の中なんです。

 20年後の時代ですが、そこにあるのは現代のイギリスとなんら変わらない風景。むしろ、現代より退廃的な空気すら漂っています。淀んだ空気に、湿った町並み、通行人の一人一人にただよう絶望感・・・この映画のそういった後ろめたい雰囲気が印象的でした。だからよけいに身近な印象を受けたりします。

 しかし、これほどの立派なテーマを抱えていている映画であるにも関わらず、映画の運びは主人公のセオ視点でのみ進行して行くので、物語としては一本道しかないのでなんだか物足りない感じが強いです。
 (監督は)最後まで結局何が描きたかったのか全く伝わりませんでした。セオが答えを出さない(仮に何らかの答えを出していたとしてもセオ一人の力でどうこうできる状態ではないのですが・・・・・・)となると、やはり監督がこの映画を通じて何かしらのメッセージを伝えなければいけない。でも、それがわからない。アクション映画ならともかく、ドラマ性の強い映画でこういうのはちょっと・・・・・・。
 映画の内容を全部文章にまとめてみるとすると、意外と空っぽかもしれませんね。

 とにかくリアル思考の映画なので、やっぱり劇中の演出とかも結構生々しかったりします。
 キーの出産シーンなんかいい例かと。映画とはいえ、女の人が赤ちゃんを腹から出すシーンを見てしまいましたよ。どうみても生んでるようにしか見えない。いや、作り物だろうけど・・・・・・。
 あとは、兵士が銃を撃って、民間人に当たったらカメラに血がつくとか(当然、血量は抑えてありますが、面白い表現だと思いました)。
 背景のくたびれ具合とかもいい感じですね。“世界中が消耗しきっている”感がものすごく強くでてます。それだから紛争してるシーンがあっても、「あぁ、みんな弱ってるんだな」と実感する事が出来ると思うのです。
 


 (以下、本当に若干ではありますがネタバレを含みます。ご注意ください。


 ここでエンディングに関してのことでもちょろっと。ラストでキーの子供のあの鳴き声で争いが止んで、この瞬間においてあの子がある種世界の救世主的な存在になれるのでは、と思ったのですが、そこで頭をよぎったのはブラジル人青年のニュース。
 もし、あのあと無事に暮らしたとしてもやはりあのブラジル人と同じような道筋をたどるのではないかとも考えてしまいます。争いが終わるものならブラジルの青年が生まれた時にとっくに収まっていると思います。だから、キーの子供が生まれたという事実は結局は一時の潤いに過ぎないのではないかと。キーの子が生まれてもその子供をほしがる人が少なくとも劇中には大勢いたわけで、そんな状況で10年も20年も逃げおおせるとは到底思えません。そもそも、子供が一人生まれたからといって人類の滅亡を防げるわけでもないですし。


 しかし、それに対しての考えもあります。

 それはスタッフロール中に流れた笑い声に関してのこと。は僕はあの廃墟と化した病院(孤児院?)へ行ったシーンであのおばちゃんが言ってた台詞を思い出しました。
「日に日に元気よく遊ぶ子供たちの笑い声が減っていった」みたいな台詞のことです。これがどうも強く残ったのです。

 そして、ラストのいつ終わるとも知れない戦闘が子供の泣き声で突然止んだ事。さっきの考えを逆にすると、子供が生まれないとされていた世界に子供が生まれた。これは世界的大ニュースとして取り上げられるでしょうね。

 つまり、僕が解釈したのはおばちゃんが消えたと言っていた笑い声が戻ってきたのではないか、ということです。
 そう考えるとあのタイミングで笑い声が聞こえたのが納得できます。前者の考えでいくとあの笑い声に対しての反論が見つからないんですね。

 ちょっと説明不足でしょうが、そんな二つの意見が僕に頭には浮かびました。両者でどっちが強いかと言われたら僕は前者の方が強いかな、という感じです。こっちのほうがさっきも言ったようにブラジルの青年が生まれた時ですら争いが収まらなかったから、やはり今度も子供が生まれて世界的大ニュースになっても争いは消えることはないとおもいます。


 以上、ネタバレ


 そんな感じで、この映画を見ていろいろな感想を抱く事ができたのですが、先も言ったように説明不足感が否めないです。
 いい映画な分、そこがどうしても惜しいです。
 

 【個人的見どころ】

 さっきからストーリーのことをぐでぐで言ってますが、この映画の魅力はなんと言っても視覚効果だと思います。
 川に水が流れるようなカメラワーク、肌に感じるような特殊効果に加えあのリアルな描写です。紛争のシーンなんて実際に戦っているのではないかと考えてしまうほどのリアルさです。自分がその状況に置かれたような気分になれて怖い感覚にすら襲われます。

 オススメのシーンはセオたちの乗るバンを大人数の暴徒が襲い掛かかり、その後警官を射殺するシーン。あの緊迫感は他の映画では味わえない緊迫感があり、それと同時にまるでホームビデオで取ったかのような映像と急流のごとく流れるカメラワーク。あれは本当に特筆ものです。


 【キャスト】

 監督:アルフォンソ・キュアロン
 製作:エリック・ニューマン

 脚本:アルフォンソ・キュアロン

 出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、ダニー・ヒューストン

 配給:ユニバーサル・スタジオ
 上映時間:114分
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だんごの曲、めちゃ頭にのこるよねwwwwww
友達に誘われてクラナド映画見に行ったよwwwww

2007.10.16 21:48 URL | らび #mQop/nM. [ 編集 ]

 この歌聴くたびにクラナドの最終回は心して見る必要がありそうです。AIRの時は泣きませんでしたが、これは泣きそうな予感が・・・・・・。

 クラナドの映画あったのかwとりあえずTVの方終わってから見てみようかなぁ。

2007.10.17 21:51 URL | ラスティー #- [ 編集 ]













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