幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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  どうもお久しぶりです( ´・ω・`)ノ 気づけば三月も中旬です。早すぎですね。
 三月は上旬のことですが、ついこの間まで通学していたデザイン学校を卒業しましました。二年間同じ環境でやってきたクラスメイト達と皆そろって会うことは難しそうですが、また会えるといいです。
 ・・・・・・一番の問題はこのうちの何人が業界で活躍できるかということですね。クラスメイトのほとんどはこのブログの存在をしらないでしょうが、皆さん頑張ってくださいね。僕は無論のことですが。

 一息入れつつも四月から始まる全く新しい生活スケジュールにガクガクブルブルしております。
 もう学割使えないことを思うと残念でなりません。やっぱ学生っていう身分はすごいです。


 さてさて、少し長くなってしまいましたが、今月も張り切って映画のレビューを始めたいと思います。
 今月は日本のアニメ映画を見ていくことにします。
 一本目はこれです。
 
 memori-zu.jpg


 「AKIRA」の大友克洋さんが製作総指揮、監督のアニメーション映画「MEMORIES」です。

 短編集故、ストーリー解説が面倒なので今回は省略で(おい 


 【映画の感想】


 【彼女の記憶の感想】

 恐らくこの映画のメインであろう作品。
 作画がすごいと言わざるを得ない映画その1。キャラクターの表情やアクション、背景や小物にいたるまでの緻密な描写にとにかく目を奪われました。とても10年以上も前の作品だとはおもえません。
 作画スタッフが何人倒れたんでしょうか・・・・・・。

 細かいようですが、デブリの表現がものすごい。今まで宇宙を舞台にしたアニメを数多く見てきましたが、あそこまで表現した作品はこれが初めてです。画面に迫ってくる大量のデブリに思わず瞬きをしてしまいました。
 ハインツやミゲルを始めとするハリウッド映画の俳優風のキャラクターも非常に魅力的。かっこよすぎる。洋画のような軽口の叩きあいが本当に絵になります。

 ストーリーも深くてよかった。エヴァの狂乱ぷりがすさまじいです。でも、それと同時に哀愁ただよう過去がなんとも魅力的でした。
 薔薇が伏線だったとは思いませんでした。

 音楽がすごいな、と思いながら見終わった後スタッフロールを見てみたら、担当は菅野よう子でした。納得。
 文句の付け所などひとつもありません。


 【最臭兵器の感想】

 「彼女の記憶」のシリアスストーリーとは打って変わって、こちらはコメディ。シリアスのあとのコメディでしたので、脳の転換に若干の時間を要しましたが、終始ニヤニヤしっぱなしでした。
 彼にはかわいそうですが、一夜にして最終・・・いえ、最臭兵器と化してしまった様はまさにカオス。

 自分に近づいた人間が死んでいくなんて嫌すぎるw かといって匂いに殺されるのも嫌過ぎるww

 あとメカ作画の緻密さに鼻血吹きました。ミサイルとかもう生きてるみたいです。爆発とか瓦礫のとかも。デジタルアニメにはない手描きの暖かさというのがあっていいですね。
 落ちがちょっと残念だった気がします・・・・・・。


 【大砲の街の感想】

 コメディからさらに変わってこれはまるで絵本のようなアニメ。いくつもの大砲が装備されている街の一日を描いたとてもわかりやすいストーリーなのですが、不思議な魅力がある作品です。

 キャラクターは丸っこくて可愛い感じであり、かつどこかのほほんとした感じなのですが、そのキャラクターが活躍する世界は、昔の戦争映画にあるような埃っぽさや絶望感もこの作品には満ち溢れているような気がします。戦争時代でなくとも、現代社会にも通じる部分が少なからずあると思います。
 
 遥か遠くにある針の先ほどの小さな光をめざして、空虚の日を一日ずつこえていっているような感じでしょうか。
 その光はあまりにも遠すぎるので、途中で道を引き返そうとしている人たちも見受けられます。というか、ほとんどの人がそんなのどうでもいいよ、と言うかのように、そこにある空虚の一日を過ごしている感じがします。
 全く知らない世界でありながら、肌に感じるほどの生々しさがあるように感じました。

 主人公の子供が大砲について学び、やがて砲撃手を夢見るようになる。この街からすれば普通な事なのでしょうが、これはやはり歪んでますよね。砲撃手になるということは、見知らぬ敵国と戦うことであり、破壊しあうことであって、戦争(を恐らくしているのでしょう)を終わらせることではないということです。当然ながらそんなことでは争いなんていつまで経っても終わらないわけで。
 主人公のお父さんなんかも、「いつもやってることだから今日もやる」という機械的な思考を持って敵に砲弾を送りこんでいる気さえします。
 何十年経っても大砲を撃ち続けてるでしょうね、この街は。そのために存在している街なわけですし。
 
 「何よりも怖いのは同じことを何度も繰り返すことだ」とある小説家が言っていたのですが、これはまさにそれですね。生々しさ、怖さ、親近感それらを同時に覚える事の出来る作品だと思います。


 【個人的見どころ】

 ここにきて大友氏の作品の魅力を再認識しました。三つとも世界観、描写、人物ともに全く異なっているので大友氏のいろんな顔が見られてお得な気分になります。どの作品も甲乙付けがたい作品ですので、是非。

 本当は大友氏の漫画を手に入れたいところですが、入手が困難すぎる。



 【キャスト】

 【彼女の記憶】

 原作:大友克洋
 監督:森本晃司
 脚本、設定:今敏
 キャラクターデザイン、作画監督:井上俊之
 アニメーション制作:スタジオ4℃

 声の出演:磯部勉、山寺宏一、高島雅羅 ・・・他


 【最臭兵器】

 原作、脚本、キャラ原案: 大友克洋
 監督:岡村天斎
 キャラクターデザイン、作画監督:川崎博嗣
 メカニックデザイン、メカニック作画監督:仲盛文
 監修:川尻善昭
 アニメーション制作:マッドハウス

 声の出演:堀秀行、大塚明夫、大塚周夫、羽佐間道夫 ・・・他


 【大砲の街】

 監督、原作、脚本、キャラクター原案、美術:大友克洋
 キャラクターデザイン、作画監督:小原秀一
 アニメーション制作:スタジオ4℃

 声の出演:林勇、キートン山田、山本圭子 ・・・他
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