幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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  日本のアニメ映画のレビュー、二本目です。今回はこちらの作品。

makurosupurasu.jpg


 日本のアニメと聞いてロボット系アニメを組み込まずにはいられない! ということで、「マクロスプラス MOVIE EDITION」です。
 ガンダムは自粛しました(´・ω・`)

 ロボットアニメが苦手、もしくは嫌いな人すいません。
 「マクロスF」を見る伏線ということで、ここはひとつ・・・・・・。


 【ストーリー】

 時は2040年、人類の移民惑星、エデン。ここでは統合宇宙軍の次期主力可変型戦闘機の採用試験、通称「スーパーノヴァ」計画が発動していた。
 今回試験機としてロールアウトされた機体が新星インダストリーのYF-19と、ゼネラル・ギャラクシーのYF-21の二機。
 これを操るはイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。この2人は7年前のある事件を境に縁切りの状態となっていた。

 そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。しかしミュンは、絶大な人気を誇る人工知能のヴァーチャル・アイドル、「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた・・・・・・。



 【映画の感想】

 とりあえず、マクロス知識の乏しい僕でも付いていける内容でした。最低知識としてこの作品に登場する「マクロス」かが何たるかを理解していれば問題なさそうです。

 とりあえず、作画がすごいといわざるを得ない映画その2。この作品が制作されたのが1995年、日本のアニメがセルアニメから2DCGアニメに移行する過渡期に制作された作品です。
 ところどころCGが使われているかと思ったらそのほとんどがセル画なので驚きです。なんというか、手描きの本気を知りました。

 メカの表現といい、もう生きてるとしか思えないミサイル弾幕といい、バルキリーのコクピット内の表現といいで、こんなのみせられて昇天するな、というのが無理な話です。
 イサムとガルムがガチンコバトルするシーンの迫力はまさに壮絶。お菓子をかじる手も止まるほど。
 作品中で一番熱いシーンもここでした。ドックファイトは半端ないです。

 そのシーンの音楽もとてもよかったです。音楽やってるの誰だろう、とか思ったらまたしても菅野よう(ry

 次にストーリーに関して。僕個人としてはイサム、ガルム、ミュンの三角関係の恋愛エピソードはいまいちしっくりこなかったのですが、次期主力戦闘機を巡るエピソードは良かったですね。
 次期主力はイサムの機体か、ガルムの機体かと競っている間に開発された“ゴースト”なる無人戦闘機。無人故に搭乗者という概念を無視した機動が可能ということで、全ての面で有人戦闘機を上回り完全にお払い箱となってしまった有人型。

 実質最後の有人戦闘機のパイロットとなったイサムとガルムは、共通の信念を抱えてゴーストに立ち向かう。その姿がとにかくカッコよかったですね。ガルムは立派だった。・゜・(ノ∀`)・゜・。

 ゴーストが開発されたとの時、2人のの頭の中に横切ったであろう「もう自分達は空を飛べないのか?」という迷いが浮かび、苦悩する彼が非常に痛々しかったです。

 空に対して抱いた夢や希望や情熱が、無人戦闘機という存在によって踏みにじられ、このうえない苦汁をなめさせられる2人。有人戦闘機と無人戦闘機の戦闘力の差は明らかであるにも関わず、それと戦う2人の信念。2人の絆の深さもさることながら、この信念の強さがこの作品の真の見どころかもしれませんね。

 ハイクオリティな戦闘シーンや、複雑な人物関係、マクロスの世界観をベースにした新しいストーリーといった要素を、二時間という時間枠にこれだけのボリュームで収められるのだからすごいです。元となった作品はOVAですが、これ一本でも十分確立した作品となってます。

 ロボットアニメ・スキーな方はきっと楽しめるのではないかと思います。


 【個人的見どころ】

 この作品の世界観には親近感を覚えます。なにせ、アメリカでは実際に無人戦闘機の開発が進んでいますし(それがいい事か悪い事かはさておき)、ヴァーチャル・アイドルとまではいかなくても、こんなものがある世の中ですからねw
 そんな要素と照らし合わせつつこの作品を見るとより身近に感じられるかもしれませんね。

 あとこの作品の主人公であるイサムは感情移入がとてもしやすくてよかったです。劇中ではそう多く語っていませんが、空に賭ける情熱というのが彼の言動、仕草、過去といった様子からひしひしと感じることが出来るんですよ。
 印象に残ったのは彼が自分の手を航空機に模して空を駆け抜けるシーン。それだけでいかに彼が戦闘機パイロットということに誇りを持っているかがよくわかります。


【スタッフ】

 原作: スタジオぬえ、河森正治
 総監督: 河森正治
 監督: 渡辺信一郎
 脚本: 信本敬子

 メカニックデザイン: 河森正治
  オリジナルキャラクターデザイン: 摩砂雪
 舞台設定・メカニカル設定: 宮武一貴、河森正治

 声の出演:山崎たくみ、石塚運昇、深見梨加、内海賢二、林原めぐみ ・・・他

 上映時間:約115分
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