幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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 気づいたら5日も放置ですよ・・・・・・。ラスティです、こんにちは。
 アニメ映画レビューはとりあえず今回で区切りをつけて、次回からまた洋画を見ていこうと思います。
 見たいジャンルは特になかったので、次回は三度ランダムということになります。

 アニメ映画も良かったので、また今度見ようと思います。まだDVD化はされてませんが、「空の境界」が楽しみでなりません。原作良かったですからね~。
 あと友達がエヴァ見ろとかいうので、まあ、次回やるときはそのあたりが絡んでくると思います。

 そんなわけで、映画レビューアニメ編のラストを締めくくるのはこの作品。

パプリカ


 ヴェネチア映画祭にも出展されたアニメ映画「パプリカ」です。
 公開当時から見たかったのですよ。やっと見れる機会が訪れて嬉しい。


 【ストーリー】

 パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピストである。
 ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。
 DCミニ開発チームは犯人の捜索にあたるが・・・・・・?


 【映画の感想】

 映像、演出、音楽、キャラクターの完成度はとても高く、なにより、世界観に芸術性をも感じるので、予想をはるかに超える作品でした。あの世界観だけで絵画が何枚も描けるのでは、と思うくらいに。

 夢の中に入りたい、といった幻想は誰でも一度は抱くのではないでしょうか。この映画はそういった幻想の世界に入り込む、なんとも不思議な映画です。
 実写ではなくてアニメだから実現できた世界観が特に印象的でした。
 夢の世界だから何でも出来る、夢の世界の住人だからどんな姿にもなれるというと言葉を並べると簡単そうですが、これを映像にするとなると多大な苦労を要するのではないでしょうか。

 制作陣が苦労した(のでしょう、おそらく)ためか、演出の良さには思わず釘付けになりました。
 例えば、パプリカ/千葉が、夢の世界へ入っていって追い詰められてしまい、やむを得ず夢からの脱出を謀りますが、脱出したかと思ったらそこもまた夢の世界であったというような展開。
 これは永久に抜け出せない悪夢を表現しつつも、現実と夢の世界が少しずつ混濁している様子を上手く表現したのではないでしょうか。

 夢から覚めた→じゃあここは現実だ→ではなぜ、この現実の世界が事件の黒幕の思い通りになっているのかときて、ようやく夢から抜け出せていないことに気づくのですよ。パプリカも、映画を見ている人間もそれに全く気づかなくて、彼女と共に悪夢に囚われそうな感覚に陥ったりw

 夢の現実という空間を自由に行き来できるあの演出は本当にすごい。
 字だとわかりづらいとおもいますので、こればっかりは実際に見てみないと伝えきれないと思います。
 あれだけ素晴らしい演出をする映画は初めてかもしれません。

 演出もさることながら、声優豪華すぎるほどの声優陣(声優に詳しくない僕ですら、知らない人を数えた方が早いほど)がキャラクターの魅力を一層引き立てています。

 とりあえず、

 tokita.jpg


 これがアムロだということに驚きを隠せない。
 生粋のメカヲタクなので、アムロが現世にいたらおそらくこんな感じだろう、と思ったのは僕だけの余計な妄想。演技がアムロっぽかったのは絶対に気のせいではないでしょう。
 しかし、彼もいいキャラしてます。映画を見ていて一番成長ぶりがよく分るキャラクターです。

 実写映画でも見ているような錯覚を覚えるほどの表情や演技などのリアルさを見せたかと思ったら、アニメーションらしい手法がみえたりと、見る人をとにかく楽しませる工夫がとてもよかったです。
 キャラクターの一人一人の背景に存在するエピソードもまたいいですね。粉川の過去がそこにつながるのか! 時田のあのシーンがそこに行き着くか! の連続です。何気ないシーンにも注目してほしいです。

 ストーリーに関してですが、一から十までは理解できませんでした。七くらいまでしか理解できなかったかもしれません。途中でものすごい置いてけぼりを食らった気がします。だから、クライマックスシーンなどがよく分らなかったです。説明するところは説明するけど、説明しないところは・・・といったところでしょうか。この辺はもうちょっと脚本さんに頑張って欲しかったところ。
 DCミニの説明もありましたが、いかんせん難しかったので、適当に理解する事になるかもしれません。ここらへんはどうしようもないですね。
 この映画を見るに当たってはまず原作を読む必要があったかも。逆に、原作を読破された方は理解に苦しむことはないと思います。
 でも、人物エピソードが良かったので、ストーリーの難しさはそれにカバーされてあまり気にならなかったりします。

 


 【個人的見どころ】

 見どころはたくさんあるのですが、僕はあえて時田に注目してほしいなと思います。最初見ていると「なんだこのアムロ」みたいな印象だったのですが、ラストで「はは~ん、成る程」といったところ。
 いや、しかし粉川のエピソードも捨てがたい・・・・・・。む~ん。

 ともあれ、確実にいえる事はEDテーマ「白虎野の娘」はまさに神。何回聞いてもまったく飽きの来ないあの独特なメロディ。たまらんっ!



 ニコ動の垢もってる方は是非に。ゆうつべでもショート版があるそうですので、ニコ動の垢を持ってらっしゃらない方はそちらを。


 【スタッフ】

 原作:筒井康隆
 監督:今敏
 脚本:水上清資、今敏
 キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司
 作画監督補佐:井上俊之、井上鋭、三原三千夫

 声の出演:林原めぐみ、大塚明夫、古谷徹、山寺宏一、江守徹 ・・・他

 アニメーション制作:マッドハウス
 配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
 上映時間:90分
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