幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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  最近本の処理に困ってます。部屋どころか家が狭いためか、本を置くところがまったくないです。
 急造の本棚もすべて埋まり、部屋にある申し訳程度の本棚もすぐにも埋まる(予定)なので、いよいよ本がしまえなくなります。
 部屋の机に飾ってある、ミッキーとかプーさんとかペンギンとかデジモンのぬいぐるみどかせば本が置けますが、そうしたら、今度はそいつらの処理に困るという。

 ぬいぐるみ捨てたら祟られそうで怖い。


 はい、映画のレビュー入ります。これ除いてホラー映画は後一本です。映画見たの先月なのに、引っ張りすぎですね。

 ディセント


 今回はイギリスのホラー映画「ディセント」
 予告編は見てないので、内容は知りませんが、前から見たかった・・・。


 【ストーリー】

 夫と娘を持つ、普通の母親、サラはその日、彼女の女友達と旅行に出かけ、激流下りを楽しんできた。帰りには夫のポールが娘のジェシーを連れて車で迎えに来てくれた。
 家路へ向かう途中、サラはハンドルを握るポールが浮かない顔をしていることに気づいた。気になってサラが話しかけたそのとき、ポールはハンドル操作を誤り、対向車線にいた車と衝突してしまう。

 彼女が病院で目を覚ますと、ポールとジェシーはすでにこの世から去っていた。
 それから、一年が経過していた。

 いまだ心の傷が癒えずにいるサラだったが、去年も行った、女友達同士での旅行に思い切って今年も参加することにした。
 サラの友達の一人、ジュノは冒険マニアで、今回の旅行の企画者でもあった。彼女はこの近辺に洞窟を見つけたので、そこに行こうというのだ。彼女達はめったに訪れない機会に胸を弾ませながら、その洞窟へと入っていったのだが、ひょんなことから、彼女達は崩落に遭い、出口をふさがれてしまう。

 すぐに救助隊を呼ぼうと提案するが、ジュノは洞窟探検には必須といえる役所への申請を怠っていた。捜索隊が来ないとわかった以上、自力での脱出をはかるしかないのだが、そんなわずかな希望ですらも打ち砕かれてしまう。
 なんと、サラたちが入ったのは観光用の洞窟ではなく、いまだ人間の手に触れられていない未知の洞窟であることを知る。
 ジュノの怠慢、正体不明の洞窟、そして、暗闇が彼女達の精神を蝕んでいく。

 そんな中、さらなる恐怖が彼女達の前に姿を現す・・・・・・。


 【映画の感想】

 地下3000メートルの地点にある洞窟が舞台となる映画です。そのためか、閉鎖的な恐怖があり、暗所であるがゆえの根本的な怖さ、そして女性の怖さ(笑)といろんな種類の怖さがある、実に欲張りなホラー映画です。

 誰でも知っていることですが、人は暗闇にいると無意識のうちに光を求めます。光がないとわかると、不安や焦燥に駆られ、パニックを引き起こし、狂死することもあります。

 四方八方は闇である上にそこからは脱出がほぼ不可能で、さらに予想だにしない出来事が起こり、仲間達の間でも衝突が起き・・・という人間の精神を容赦なくそぎ落とす事態が立て続けに起こり、彼女達はパニックと隣り合わせに脱出を試みます。
 そこらのホラー映画とはテイストが異なっていて、中々新鮮味があります。人間の心理的な弱さを突いているため、洞窟は純粋に怖いです。

 僕だったら真っ先に精神崩壊を起こす自信があるほど、絶望的な状況なのに、登場人物たちはみんなそれと戦っていましたね。いや、女性とは強いものです。
 さっきもちょろっと書きましたが、女性の怖さも描いているので、閉鎖的な空間に恐怖しながらも頭のどこかで「やっぱり女って怖えぇ」とか思ったり。
 この映画にある恐怖はすべて日常生活で漠然と感じる恐怖を増大したようなもので、非現実的な恐怖は存在しないというのが特徴。非現実的な存在も出てくるんですが、そいつらが取り巻くのはやはり〝見知らぬ人の怖さ〟ではないかと思います。

 失礼な話になって非常に申し訳ないのですが、奇怪な行動をしている人を怖いと思ったり、駅のホームで喧嘩している人たちを見かけても怖いと思います。しかしまぁ、どちらかというと、こういったものは怖いと思うより、関わろうとしないものですが、その関わろうとしない、という思考には少なからずのその人達への恐怖があります。映画に出てくる非現実体はまさにこういった恐怖の象徴でしょう。
 あんまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまう可能性があるので、控えておきます。

 あの人の覚醒ぶりもすさまじかったです。ここから脱出することを優先するあまり、あらゆる恐怖を克服してしまってますね。それどころか堂々と立ち向かっているようにも見えます。何者にも屈服しない精神というのも怖いものですね。実はこの人の覚醒ぶりが一番怖いのでは?


 怖さはよく出てたと思うのですが、何分画面が暗くてとても見づらいです。これは僕のテレビ(またはPCモニター)が古いから(ry
 洞窟で怖さを表現しているので、明るくなってしまったら怖さも何もあったものではありませんが、ちょっと気になりました。死活問題ですね。

 演出面でもちょっとおいおい、と思うところがいくつか。どうせなら、あいつらをもっと怖く見せてほしかったです。怖いには怖かったんですが、どこか噛ませ犬となってしまっていて、あいつらの本領が発揮できてなかった気がします。
 でも、あいつらの正体を細かく明かさなかったのは見る側として考察する余地がいくつかあってよかったと思います。
 演出面よければ・・・!


 あと、表現はそこまで過激ではありませんでしたが、グロテスク表現が苦手な方は視聴する際、用心しといたほうが無難かもです。
 この映画の場合は人の恐怖をあおる表現、というより、人が狂気に駆られればなんでもできる的な意図での表現だと思われるのですが、一応。

 それよりも、「今年の夏休みは洞窟探検に行ってくるZE!」という方はこの映画を見るのはやめましょう。洞窟に行く気が失せると思います。見るなら探検したあとに。

 少なくとも僕は洞窟には行きたくないと思うようになりました。
 こんなこと起こるわけないのは承知なんですが、どうしてもイメージというものがw


 【個人的見どころ】

 やはり、絶望的な状況の中で、主人公達がどんな行動をとり、危機を脱していくのかが見ものです。
 そして、彼女たちは洞窟から脱出できるのかも気になってくるところ。

 狂いに狂ったラストもいいですね。「おー」と思わせておいてどん底に突き落とす、ホラー映画の王道的エンディングでしたが、このラストによって映画の一番最初のシーンの伏線が回収(?)されるという仕様です。

 【キャスト】

 監督、脚本:ニール・マーシャル
 製作総指揮:ポール・スミス
 製作:クリスチャン・コールソン

 出演:シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、アレックス・リード、サスキア・マルダー 他

 上映時間:99分
 配給:トルネード・フィルム
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