幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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 お久しぶりです。気づけば2週間放置・・・。いつの間にそんな経ってたんだ。

 さて、さっそくですが、今月の映画に入ります。今回のお題は「アメコミ映画」 まぁ、その名のとおりです。比較的最近の映画のオンパレード。

 アメコミ映画といえば、近々日本でも公開される「アイアンマン」というキャラクターの映画がアメリカで大ヒットなんだそうな。興味はあるんですが・・・。

 さて、アメコミ映画一発目はこちら。

ゴーストライダー


 今最もシリーズ化が望まれているとされている、ニコラス・ケイジ主演の映画「ゴーストライダー」を今回は見ていきます。


 【ストーリー】

 移動サーカスのオートバイスタント芸人だった17歳のジョニー・ブレイズは、肺癌が全身に転移し、死に瀕した父親を治すことを条件に悪魔:メフィストと契約を結んだ。しかし父親は健康な体になった直後に事故死。悲嘆にくれるジョニーは、サーカスも恋人のロクサーヌも捨てて旅に出る。

それから13年が過ぎ、不死身のバイクスタントとして名声を得ていたジョニーは、ケーブルテレビのレポーターとなったロクサーヌと再会することとなり・・・・・・。


 【映画の感想】

 感想を一言で言うと、欲張りすぎかなと。

 ジョニーがゴーストライダーとして目覚めるまでのエピソードは確かにアレくらいの説明が必要だとは思いますが、それに時間を割きすぎてそれからの展開がどうも加速気味です。悪い意味で展開が速いんです。
 ゴーストライダーに目覚めるまであそこまで時間をかけるならいっそ映画を上・下と真っ二つに裂いて順々に公開したほうがよろしかったのでは。 しかしこれは制作費の関係もあるとおもうので、それは出来なかったのでしょう。出来ないなら出来ないなりに工夫を凝らすべきだと思います。普通に考えてあれほどのエピソードが100分そこらの映画に収まるわけがないと僕は踏んでいます。

 映画を見ている限り、これはおそらく原作コミックを(多少の変更点はあるのでしょうが)ある程度忠実にトレースしたのでしょう。しかし、これは続刊方式の漫画だからこそできることであって、一発ものの映画でやる芸当ではないでしょう。偉そうなことを言って申し訳ないのですが、どうして脚本の段階で「これは入りきらない」と気づかなかったのでしょうか。映画が取れるほど実力のある監督ならある程度そのことは予想できるはずですが・・・・・・。


 と、そんなことを思わずにはいられない映画でした。すこぶる残念です。主演がニコラス・ケイジなので期待していたのですが、悲しいかな、彼にはジョニーとはちょっと違うんじゃないかなと思ってしまいました。いえ、ニコラス氏の演技は良いんです。とても良いんですよ。ただ、なんかこう、キャラクターになりきってない感じがします。

 あと重要なことに、敵が弱すぎる・・・・・・。 信じられないくらい弱いです。ゴーストライダーが強すぎるだけなんだと自己暗示をかけてみたのですが、どう見ても敵が弱いです。
 「俺達がゴーストライダーを倒してやるぜ、ハー・ハー・ハー」見たいな事いってゴーストライダーの前に立ちはだかるメフィスト率いる、地球上の元素に隠れる3人の魔物。雰囲気もそれっぽくて、とっても強そうです。

 が、この3人がすべて1分かそこいらでゴーストライダーに消されるのはこれいかに。ゴーストライダーもゴーストライダーでもうちょっと苦戦してやってください。水の魔物が一番かわいそうです。ホームステージ(水中)で戦ったというのにあんな倒され方するなんて・・・・・・。もはやどっちが悪なんだか分かりません。
 この映画のボスキャラであるブラックハートに至っては壊滅的に頭が弱かったりします。パワーアップしたはずなのになんで弱くなるんだよ・・・・・・。
 それよりも、あんな方法でパワーアップする前に、あの方法でゴーストライダーに倒されることに気づけと。その上取引も下手ときました。いよいよ同情したくなります。自分のほうが(交渉的にも実力的にも)優位な立場にいるのに、相手を優位に立たせてどうするんですか。

 それもこれも原作を忠実にたどってしまったからなんでしょうね。ボスキャラのブラックハートは不動の存在として、元素の敵を3人も入れてしまったらメフィストを含めて4人になってしまいます。その上、ジョニーがゴーストライダーになるのは映画が始まって(測っていませんが体感時間で)おおよそ45分辺りのところ。
 つまり、55分そこら4人の敵を倒さなきゃならんわけです。そりゃまとまらないですよ。ここは、やはりこの元素の敵を排除して、オリジナルで敵を開発するか、原作に出てくる敵を時系列無視で強いのを一人、連れてくればよかったのではないでしょうか。
 いくらなんでも、ヒーロー映画で、たった1分で敵が倒されるのは演出的にもちょっとアレな気がします。

 アメコミヒーローの大体が何かしらの悲しみを乗り越えてヒーローの形を成しているところが特徴です。ゴーストライダーもそれに然りなんですが、少なくとも作品の場合は何かを失った悲しみを確実に相殺してます。乗り越えるんでなくて、相殺です。
 悪魔と契約しなくても親父は長くなかったわけですし、昔の恋人とも・・・なことになってますし。なんか「得る」一方なんですよね。
 ゴーストライダーの力を制御できないとか嘆いていたのにあっさりと使いこなしてしまうしね。ゴーストライダーにもなってからジョニーがほとんど苦しんでいないのがかなり重要な問題ではないでしょうか。
 仮にこの映画がシリーズ化したら今度はロクサーヌとすれ違い・・・的な展開になるのはもはや明白。

 とういうことで、シリーズ化はヤメロ。


 【個人的見どころ】

 教会にいるじいさん。あの人がすべてです。あの人のエピソードに燃えました。・・・・・・とんでもないほど王道なんですがね(;´Д`)


 【スタッフ】

 監督、原案、原作:マーク・スティーブン・ジョンソン
 製作:アヴィ・アラッド、マイケル・デ・ルカ、ゲイリー・フォスター、スティーヴン・ポール
 製作総指揮:スタン・リー、ノーマン・ゴライトリー、デヴィッド・S・ゴイヤー、E・ベネット・ウォルシュ、アリ・アラッド、リンウッド・スピンクス

 出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ピーター・フォンダ ・・・他

 上映時間:110分
 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
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