幻像水月

 洋画メインで映画のレビューとかリアルのこととか書いてます。

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 アメコミ映画、どんどんまいります。
今回はこちらです。


 300.jpg


 テルモピュライの戦いを元に描かれた、「300」です。
 アメコミというより、グラフィック・ノベルなんですがね。いや、同じか。

 しかしフレーズかっこいいな、グラフィック・ノベルって。





 【ストーリー】

 紀元前480年、スパルタの国の元にペルシャ帝国の国王が現れた。
 ペルシャ王はスパルタの王、レオニダスに降伏を要求する。しかし、彼はそれを拒否し、ペルシャ帝国と正面衝突をする構えを取った。
 スパルタの国を守るため、王であるレオニダスを守るため、スパルタの国中から兵士が集まったのだが、その数たったの300人。

 対するペルシャ王は100万の兵士を率いてスパルタの国へ進軍するのであった。


 【映画の感想】


 ガチムチのおじさんたちがこんなにいっぱい・・・。すごい、すごいよこの映画、さすがアメコミのお兄さん!(グラフィック・ノベル的な意味で)

 いや、冗談はさておき・・・・・・。

 レオニダス王をはじめとするスパルタ兵のみなさんの肉体がすごすぎる。絵に描いたような筋骨隆々な体なんです。もはや彫刻とか石膏とかそんなレベルの。
 主演であるジェラルド・バトラー氏の胸像があったとしたら、マルス像やらユピテル像やらと混じってもまったく違和感がないのではないかというほど。
 肉体作りに相当な苦労を要したことが伺えます。300人のガチムチ兵士が剣と盾をもってペルシャ軍を迎え撃つ姿はまさに圧巻。

 独特の映像もまたすごいですね。なんとなくなんですが、テルモピュライの戦いが描かれている古文書を読んでいるような感覚です。もしくは当時のビジョンをそのまま覗いてる(この映画、原作はフィクションですが)かのような感じともいえます。まとめて言えば、最新の技術が使われているんだけど、歴史が感じられる映像。とでも言っておきましょうか。

 戦闘シーンにおいては止め絵風の演出が用いられていて、スローモーションで1VS1の戦いの様子が見られます。剣で首をなぎ払う様ももちろんスローモーション。脚の切断ももちろんスローモーション。グロさは感じられませんが、駄目な方は念のため、用心をば。

 全体でぶつかりあう描写よりも、こっちのほうがキャラクターの一人一人に注目できるし、ごちゃごちゃしないので、とても見やすいです。
 その演出のよさプラス、実力はの俳優陣の演技です。もう剣を盾で防いだりする動きだけでもかっこいいのに、敵兵を次々と切り払い、あらゆる脅威をしのぐ彼らの姿をみれば・・・・・・言わなくてもわかることかと思います。

 その戦闘シーンですが、フィルムの約7割がそれで埋め尽くされているので、あの美しい映像をお腹いっぱいに楽しむことができます。戦闘シーンの迫力は抜群。これをぜひともスクリーンで見たかった。
 レオニダスたちがペルシャ兵をちぎっては投げ、ちぎっては投げのすさまじい暴れっぷりに見ているこっちも吼えたくなります。勇ましい。

 レオニダスもさることながら、王妃もまたいいキャラでした。夫の元に援軍を送らせようとあの手この手とやっている王妃がなにより人間臭くて、前線にはでない女性の戦いがありました。
 夫である王のためにすべてを尽くすその姿勢。すばらしき心意気でございました。

 なんだかんだいってペルシャ王もまたいい。ああいう人の弱みを軽く握っ支配するような悪役は見ていて気持ちいいです。しかし、彼の言い分も一理あるので、彼にも共感する部分があります。名前を忘れてしまいましたが、左手があがらない、モンスターみたいな人がいましたが、彼はそのペルシャ王にそそのかされて彼に情報を提供してしまいます。

 モンスターみたいな人はレオニダスに「戦争には向いていない」と言われ、醜悪な姿のために人からも疎遠され、行き場を無くしたところをペルシャ王に拾われる形となったわけですが、敵の情報を手に入れるためとはいえ、このモンスターみたいな人を意外とすんなり受け入れるあたりやっぱりこの人も大物なんですね。モンスターみたいな人はスパルタに敵対することになってしまいましたが、これはもう人として当然の判断かもしれませんね。
 ペルシャ王から自由な生活が保証されましたが、それでは彼自身が何の解決にもならなりません。間違いなくこの映画の中で一番かわいそうな人。


 【個人的見どころ】

 レオニダス王の生き様。これに限ります。たった300人の兵員で100万もの兵を迎え撃つその勇気、大軍の足をも止めさせる気迫、常に勝利の旗を掲げる信念、そしてペルシャの軍力を恐れぬ心。
 まさに英雄の名に恥じない人物。


 【スタッフ】

 監督:ザック・スナイダー
 製作総指揮:フランク・ミラー、デボラ・スナイダー
 製作:ジャンニ・ヌナリ、マーク・キャントン、バーニー・ゴールドマン、ジェフリー・シルバー
 脚本:ザック・スナイダー、マイケル・E・ゴードン、カート・ジョンスタッド

 出演:ジェラルド・バトラー、ヘナ・レディ、ロドリゴ・サントロ、デビッド・ヴェナム ・・・他

 配給:ワーナー・ブラザーズ
 上映時間:116分
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